カ行の魚貝類

車海老 天然と養殖の見分け方

車海老の見分け方(天然物と養殖物)

海老の捌き方や茹で方は別記事で紹介しておりますので、この記事では車海老の天然と養殖の見分け方についてご説明いたします。

早速ですが、こちらの二枚の写真をご覧ください。

上の写真は天然の車海老(大分県姫島産)

下の写真が養殖の車海老です(長崎県産)

分かり易いように、個体は選びましたが、基本的に天然物は縞模様のコントラストが美しく、養殖物は全体に黒みがかった色をしております。

強いて言うなら天然物は体に薄っすらと赤色が入るのが特徴と言えましょう。

また体と同様に尻尾も両者の違いが分かり易く、天然物の方が綺麗な虹色をしております。

天然物と養殖物の特徴

値段だけ見ると天然物に軍配が上がる車海老ですが、それぞれメリットデメリットがございますので、簡単に紹介します。

天然物のメリットは何と言っても味と見た目につきます。養殖にはない身の締まり具合と海老らしい香りは海老の王様と呼ぶに相応しいと言えましょう。

しかし天然の車海老は入荷が極端に少なく、冬の時期には入荷が全く無いなんて日もしばしばです。大きさが揃わないと言うのも飲食店にとってはデメリットと言えましょう。また漁の際にどうしても車海老自体にストレスがかかりますので、仕入れてから上がるまでの時間が早い点もデメリットと言えましょう。

一方養殖物はその逆でして、冬場でも入荷が安定している点、欲しいサイズを指定できる点、で天然物より優れていると言えましょう。また養殖場から市場までスムーズに届くため、冷暗所や生け簀で2〜3日活かしておけるのもメリットと言えましょう。